新しいことを学ぶということ
新しいものを学ぶ。
これは非常に大事なことである。
どうしても大人になると、別の言い方をすると、仕事では、プロフェッショナルを求められることから、より狭い範囲・分野の勉強が多くなる。
これはすなわち、今まで勉強してきたことの”続き”を勉強することが多くなる。
一方で、全く新しいことを勉強することは、自分から率先しないと始めることができないケースが多い。
私の場合は、エンジニアとして働いているが、最近中小企業診断士の勉強を始めた。
技術士を持っているのだが、一般的には工場で働くエンジニアとして取得する資格としては、エネルギー管理士、ボイラー技士などが考えられる。
当然ながらそれらの資格でも新しいことは少なからず勉強しなければならないが、物の考え方という意味では、今までの続きという側面が大きい。
一方で、中小企業診断士の勉強は、技術系の勉強とは全くアプローチが異なる。
面白いのは、技術系として働いていると、数字というのはセンサーの数値、パラメータ、物の物性などを定量化するためのツールであるが、お金というものも一つの定量化の対象であり、実際にかなり多くのことが見えることがわかって来る。
こういう視点が新たにできると、人生というのも豊かになるのかもしれない。