地元の相対化
あなたは地元を出たことがありますか?
私は仕事の関係から、就職して既に3拠点目である。
一方で、就職するまでは、子供の頃5年間海外で生活した以外は、同じ町の中で20年くらい育った。
私にとってのふるさとは、紛れもなく20年間住んだ地元である。
私は地元を出て既に7年が経過しようとしている。
地元を出る前から、地元のことが好きであった。
しかしながら、地元を出て7年たった今でも、地元のことは好きである。
ただ、この好きであるという感情は、地元を出て少し変わったように感じる。
それはなぜか。
地元という場所が相対化されたからである。
新しい場所で生活することにより、新しい場所の良いところ、悪いところ、そして地元という存在が相対化されるのである。
週末は、学生時代の友人で、地元ではない場所で街おこしの仕事をしている友人に会ってきた。
地元ではない場所だからこそ、客観的に動くことができ、不必要な思い入れなく動くことができるんだろう。