ロードスターで走るということ
突然ではあるが、ロードスターのコンセプトは、”人馬一体”である。
車とは、馬である。
我輩は、猫である。的な感じ。
人間にとって、自分の意志で、好きなところに行けるというのは、昔から本能的に憧れを持っていたことなのではないかと思う。
感覚的には、空を飛べたら良いなぁ、というのと同じ感じで。
空を自由に飛ぶことに関しては、残念ながらアニメの中でしか達成出来ていない。
しかしながら、野山を自由に駆け回ることに関しては、テクノロジーがそれを可能にした。
ロードスターである。いや、自動車である。
当然ながら、自動車というのは、自分の意志で好きなところに、好きな人と、好きな荷物を持って行くことができる魔法のような乗り物である。
ただ、ここには上記に書いたように、自分だけではない、という部分において目的が純粋ではない。
複数の夢を同時に満たそうとする限りにおいて、どうしても不純な部分が出てくる。
ロードスターという乗り物は、この部分が非常に純粋なのである。
最小限の荷物、最小限の人数のより、最小限の重量を達成し、最大限の楽しさを得る。
このブログの一つのテーマは”制約条件”だが、まさにこの制約条件が適切に設定されないと、このような素晴らしいproductというのは生まれない。