エンジンの魅力
エンジンはなぜ魅力的か。
これは車好きではない人には全くわからない問いかけかもしれない。
なぜ電気自動車には乗りたくないのか。
なぜエンジンの鼓動に人は惹かれるのか。
私は、それが不連続であるから、と考える。
モーターとエンジンの違い。これは、エンジンは往復運動を回転運動に変えているのである。
一方でモーターは、最初から回転運動である。
この違いは、エネルギー効率だけを考えると、モーターのほうが優れている。
よって、ハイブリッド車がこれだけもてはやされ、また一般に乗られているのである。
一方で、なぜそれでもエンジンに惹かれるのか。
私はそれは、人間の心臓も拍動しているからだと思う。
生きているかどうか、これは心臓が拍動しているかどうか、ということが一つの基準になるかもしれない。
拍動しているものは、生きている、と捉えることは、数学的には間違っているが、直感的には合っているのかもしれない。
これからどんどん電気自動車になっていくだろう。
一方で、今のような車の楽しさ、これがエンジンから来ているものだとしたら、これ自体をもう少し尊重できないものかなと思う。